フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2015年9月13日日曜日

今年も行きます!秋の北海道2015(その3) 護身用

北関東を中心に大雨の被害が報じられています。とても釣りどころの騒ぎじゃないな。
と、自然災害に心を痛めつつも、意識は北海道の釣り旅に向かっている。今のところ、北海道方面は大雨の被害は報じられていない模様だ。

北海道で釣りをしていて気をつけなければならないのは、やはりアレだ、山の神様だ。
内地でも釣りをしているときは、いつも腰に熊鈴を付けています。渓流の瀬音がする中で効果のほどは怪しいものですが、ツキノワグマは人影を察知すれば自分から逃げてくれると信じています。

ところがどうだ。ヒグマときたら向こうから積極的に近づいてくるみたいじゃないか。しばらく前だが恐ろしい記事を発見した。ヒグマが車に馬乗りになってる(怖)
■ ヒグマ、観光客の車にのしかかる 知床 危険な遭遇を写真撮影
http://dechisoku.com/archives/1035573581.html

これまで何度も北海道で釣りをしていて何事も無かったのは、単に運が良かっただけかもしれない。今回は、ご存知のカウンターアソールト(唐辛子スプレー)を準備した次第だ。
同行する友人の分も用意した。さらに、予備のボンベまで持っていくことにした。
・・・相変わらず、重装備になりがちな小生であるww

とはいえ、出会い頭じゃどうにもならないだろう。使い方としては、離れたところで相手を見つけ、後退りしながらボンベを取り出し、それでも近づいてきたらいよいよ射出の覚悟を決める、ということになるだろう。

カタログでは、最大射程距離9mとなっていますが、実際に噴射してみた人のブログなど見ると実質3mというのが大方の評価だ。よほど引きつけて射出しないと、かえって相手を凶暴化させる可能性すらある。

相手を十分に引きつけ一撃必殺の飛び道具を射出する、、、なんだか、「新・必殺仕置人」に登場する巳代松の竹鉄砲なみww、巳代松のそれは射程距離がわずか二間(3.6m)しかないという設定になっていて、それがドラマのスリリングなシーンを演出していたわけですが、ヒグマに関してスリルは味わいたくないもの。使う機会が無いことを祈りましょう。

関係無い話だが、最近は時代劇なんて、まったくテレビでやらなくなりましたね。必殺シリーズの常である、悪党はぶっ殺して片を付ける、ということが良いかどうかは分かりませんが、「新・必殺仕置人」なんかは人情話の要素が色濃く、脚本も丁寧に作られていて、「巳代松」役の中村嘉葎雄をはじめ、一番人気「念仏の鉄」役の山崎努、もちろん主役「中村主水」役の藤田まこと、などとにかく役者がスゴすぎる。最終話の壮絶な「解散無用」が評価が高いですが、21話の「質草無用」のラストなんか、放送されていた中学校の頃もそうでしたが、今見ても大泣きしてしまいます。

とまれ、今日は雨の休日。旅の準備もほぼ整って、フライを巻きつつ駄文を弄した次第。。。

2015年9月6日日曜日

今年も行きます!秋の北海道2015(その2) タイヤを新品に交換する

北海道釣行の準備に余念がない。
どのくらい余念がないかというと、乗って行く車のタイヤを、この際だからと新品に交換したくらいです。
ちょうど車検だったということもありますが、スリ減ったタイヤはガレ場でパンクしやすくなるし、雨天時の性能も低下しているに違いないですから。

で、現在装着しているタイヤは、205/55R16 91Hというややロープロファイルなもの。けっしてお安いものではなく、国産のレグノあたりだと4本で10万円ほど、これに工賃が加わることになります。。。

貧乏フライフィッシャーにとって、北海道の旅費もかかるってのに、さらに10万円以上はあまりにも痛い!何とかならないかと、いつもお世話になっているディーラーに相談したところ、「国産にこだわらないのだったら、取引のあるタイヤ販売店から格安のアジアンタイヤを入れますけど、いかがですか?」との提案が。小生、今のスリ減ったタイヤも韓国製のクムホだったりする、しかもクムホは今ので2セット目。使用してみて何ら問題の無いので抵抗なくお願いすることに。
届いたのは、DELINTE(デリンテ) DH2という代物。デリンテってなんじゃこれ?全然聞いたこと無いメーカーです。ググっても日本語のサイトがさっぱりヒットしない。かろうじて、フジ・コーポレーションに製品がヒットしましたが、ユーザーレビューがひとつも無い。ダイジョウブっすか?これ。

さらにググると、会社のホームページはこちらですが、作っているのは中国の青岛森麒麟轮胎有限公司、通称、センチュリータイヤという工場らしい。漢字で「德林特」と書いて「DELINTE」って読むんですか?中国製と聞くと、ギョーザでヤバいんじゃないかと一瞬引きましたが、このメーカーは安さと品質でシェアを伸ばしているらしく、最近は航空機のタイヤも製造しているとのこと。合衆国の評価サイトでDH2は、「安くて性能バッチリ」「次も絶対このタイヤ買いますよ!」などとヤラセかとも思えるような高評価だったので、先入観を捨てて評価するしかないでしょう。もしかして、自分は国内初の人柱になるんでしょうか?(笑)

それにつけても値段が安い。←この言葉、先週も使ったような気がするww) 4本税込みで29,700円だったので、ざっとレグノの3分の1以下。1本当り税抜きだとたったの6,875円、ほとんど軽自動車用の国産タイヤ並みのお値段です。どうも自分の場合、普通の人よりも年間走行距離が長いせいか、あるいは曲がりくねった峠道を好んで走るせいかタイヤの寿命が持ちません。長くて2シーズン、ヘタすると1シーズンでスリップサインが出てきたことがあります。こんな自分にとって、お手頃価格のアジアンタイヤは強い見方です。
アルミホイールが汚くて失礼!ショルダー部がやや角ばったデザインで、ルックスは悪くありません。
タイヤの内側と外側が指定されているトレッドパターン。内側が細かいパターンでノイズを低減、外側が大きめのパターンでグリップを確保、という説明。グルーブ(溝)は幅が広くて排水性は良さそう。ポテンザRE71に代表されるユニディレクショナルパターン(回転方向指定)ではないので、タイヤのクロスローテーションが可能なのもありがたいです。
注意すべき点として、イヤの規格がエクストラロード(XL)規格であること。これは、内部構造を強くする(耐圧力を強化する)ことによって、スタンダード(STD)規格のタイヤよりも高い空気圧を入れることができるようにしているタイヤのことですが、説明はメンドウなのでリンク先をご覧あれ(手抜き)

具体的には自分の場合、 純正が205/55R16 91Hで、指定空気圧が前輪230kPa・後輪220kPaでしたから、負荷能力が前輪600kg・後輪585kgであったわけです。これが今度は、205/55ZR16 94Wになるので、XL(エクストラロード)のロードインデックスが94のところを見ると、250kPaのところが負荷能力595kgでおよそ等しい。最終的には、空気圧は低めよりも若干高めがベターということで、4本とも260kPaで調整しました。

乗ってみた感触ですが、走りだしてすぐ分かったのは、ロードノイズが前のクムホよりも明らかに少ないということ。 クムホ(SOLUS KH17)がゴロゴロゴロといった感じだったのが、DELINTE(デリンテ) DH2はヌルヌルヌルって感じのノイズです(分からんか?)グリップのほうは、まだ慣らしの段階なので評価できません。いずれ、再来週の北海道釣行では2,000キロほど走ることになるので、旅を終えたら評価できると思います。

タックルと車と、準備が着々と整ってきました。あとは、天候が晴れることが何よりですが、こればっかりは祈るしかありませんね。