フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2014年3月9日日曜日

OLYMPUS STYLUS 1 投入(その2) 接写のことは拙者に任せろ!

タイトルが寒いという意見もある。

前回の続き)SONY RX100最大の弱点は、接写に弱いことです。接写ができるのは広角端だけで、ちょっとズームするだけでまったく寄れなくなる。
広角マクロは、1)被写体との距離が近づきすぎる 2)パースが付きすぎて形がデフォルメされて写る といった問題があります。マクロレンズの目的は被写体の忠実な描写ですから、普通は中望遠か、もしくは標準レンズの焦点距離が用いられますよね。

で、STYLUS 1がどの程度接写に使えるか、さっそく簡単な比較テストをやってみた。被写体は100均のカッティングシート(笑)

各焦点距離(ライカ判換算)で最も寄れるところで撮影、そのときのワーキングディスタンス(レンズ先端からの距離)、及び写る範囲を実測してみた。結果はご覧のとおり。

小さな画像しか貼らなかったので、要点をいいますと、

■SONY RX-100
マクロモードは無く広角端で4センチまで寄れる、このときの撮影範囲は8.0☓5.3㎝で名刺大いっぱい程度。ところが、わずかにズームしただけでまったく寄れなくなり、A4サイズを写すのが精一杯となる。特筆すべきは歪曲収差の小さいことで、これは電子的に補正された結果ではありますが、得られる結果として良好と言えるでしょう。

■OLYMPUS XZ-2
マクロモードで最大3.4☓2.5㎝、これはライカ判で言うところの等倍マクロに相当する十分な性能。しか~し、この歪曲収差もろ出しはいかがなものか?オリンパスってソフト弱過ぎだろう。あと、このときのレンズ先端から被写体までの距離はわずか1㎝なので、カメラや自分の影が映り込むこと必定。バイスに留めたフライの撮影には使えるか?ただし、マクロモード以外でも接写能力は高く、ズーム2倍(56㎜相当)のときの撮影距離7㎝は使い勝手が良い。

■OLYMPUS STYLUS 1
マクロモードの焦点距離は42㎜相当で被写体との距離は4㎝、歪みも少なく実用的である。撮影倍率もカゲロウやトビケラを撮るには十分、ユスリカには倍率が足りないな(そりゃそうだろう)。マクロモード以外ではズームしても倍率が一定なのが特徴で、望遠マクロ的に使える。


STYLUS 1まずまずの接写能力あり、と分かったところで屋外でテスト撮影。ワンパターンながら前回も行ったフクジュソウのところへ。だって、辺りはまだ真っ白の冬景色で、他に撮るものも無いしww 可動式液晶モニターでローアングル撮影も快適である。
3月だというのに、昨日は吹雪の荒天でしたが、けなげに咲いていました。6分咲きといったところ。
いつもなら蜜を求めて来るはずのミツバチが1頭も見当たりません。今年はやはり、春が遅れている様子です。

そろそろ寒さも緩んでくるはずなので、来週こそは川に立ちたいですね。

2 件のコメント:

  1. 防水型でシームレスで接写の利く、いいレンズとセンサーを積んだ丈夫で小さいの、欲しい...

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  2. そうそう、自分もまったく同じこと考えていて、某掲示板におなじこと書き込んだら「Nikon 1 AW1はどうか」と推されましたよ。ここはぜひ、ss1969さんに人柱になっていただきたく、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

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