フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2014年3月16日日曜日

SONY VAIO Pro 11 購入 「VAIOの墓」に思いを馳せる、、、

3月も半ばだというのに記録的な大雪が降っていて外出できない。で、デジモノの話題である。

SONYがパソコン事業から撤退するというので、記念といってはなんだがこれで最後かもしれないと、VAIO Pro 11 をソニースタイルから購入した。

ハッキリ言わせてもらおう。VAIO Pro 11 はモバイル機としてPC史上最高の傑作、というか、SONY最終最後の渾身の力作である。

カーボン素材の筐体は重さわずか770gしかなく、それでいてバッテリー駆動時間もカタログ値で10時間を確保、キーボードの感触や大型のタッチパッドなど操作性も申し分なく、筐体の薄さは閉じた状態でたったの1.7センチである。

巷では評判のよろしくないWindows8であるが、私はそんなに悪い子だとは思わない。起動時に様々なパーソナルデータが表示されるのはむしろありがたい仕様であるし、デスクトップを表示したければキーボードで切り替えれば良い。動作の安定性や起動の速さは申し分なく、Officeの動作すら速く感じられるほどだ。これを批判する人たちは「慣れ」や「変化」を最初から拒否しているにすぎない。OSは慣れです。肝心なのはアプリケーションが安定して早く走ること。

こちらにも記事があるが、それにしてもSONYの撤退は残念としか言い様がない。なにしろ自分のモバイル機はいまだにVAIO P なのだ。世の中みんなタブレット一色だがちょっと違う、あれはものを書いたり情報を生成する人のための道具ではない。いつでもどこでも快適に使えるキーボード、これがVAIO P の基本コンセプトだろう。大昔に愛用していたNECのDOS版モバイルギア MC-MK32 と相通じるものがある(古すぎる話でスイマセン)
VAIO P のような個性的でとんがった変態PC、SONY以外に作りっこ無いですから。

SONYのPC組立て工場のある長野県安曇野は「VAIOの里」と称されていたそうだが、今はさながら「VAIOの墓」といったところだろうか(失礼!)。身売りに伴う大幅なリストラと配置換えで、開発技術者たちは失意と悲しみの中にあるに違いない。

とはいえ、身売り先でどんなPC事業が展開されるのかは今後のことになる。いまさら、低コスト路線を追求しても海外メーカーに勝てるわけもなく、やはり個性ある製品づくりに活路を見出していくに違いないと、「プロジェクトX」ばりの逆転のドラマを期待しましょう。


※今日昼頃の自宅前の様子、夕方になってようやく雪が止みました。これでまた春が遠のきましたね。それと、着雪で木々が折れたりしていないかと心配デス。。。


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