岩手は、梅は咲いたか桜はまだかいな、といった季節。少しだけ進んだ春を求めて、今日の釣行は三陸沿岸のとある小河川に決定。雲ひとつ無い快晴でドライブ日和だしね。
2時間のドライブでようやく到着。水の色は期待どおりクリアだ。ただし、水温はたったの5℃、ドライで釣りたかったのですが、ハッチも無いし厳しいですねぇ。
この河川、かつて三陸町にあった北里水産大学校にほど近いこともあって、かの佐藤成史さんも学生時代にさんざん通っていたらしい。海と直接つながっていることや、河床が岩盤地形なため人の背が立たないような深い淵もあり、小河川ながら釣れる型は侮れない。岩をよじ登るように遡行するダイナミックな渓相も魅力だ。
ニンフのルースニングにして釣り始めると、落ち込みからほどなくヤマメがヒット!
ううむ、小さい(笑)
その後も同じような型が3本ほど続けてヒット。この子たち、ヒカリ(銀化ヤマメ)の河川残留組ですな。2年後が楽しみですが、今はまだ釣るには早い。
ちょっとした大場所に出くわす。底は見えないほど深い。ルースニングで投げるとすかさず、測ったように同じサイズのチビヤマメ(苦笑)、表層しか流せてませんからね。
こんなのしか居ないのかなぁ?岩陰からそっと覗き込むと、、、、
いるいる!明らかに40㎝オーバーの鱒が7~8本居る!!小さいものでも尺はある、ただし底にペッタリ張り付いたままで浮いてくる気配が無い。おそらくイワナ(アメマス)ですねこれは。
静かに後ずさりして仕掛けを作り直す。リーダーは4Xに交換、オモリは例の真鍮製オモリの特大サイズ、インジケーターの位置はフライラインの接合部近くまで上げる。これはまるで、北海道音別川のアメマス釣りですね。あの釣りも底ベッタリじゃないと食ってこなくて、当然、川底の障害物に引っ掛かるわけですが、釣るためにはそんなこと言ってられない。岩が先か、鱒が先か、です。
3投目だったでしょうか、インジケーターが何やらピクピク微妙に止まったような、、、、聞きにいくように軽く合わせると、グイッ!
ををっ、あっさり掛かりましたぁ、淵の中をグルングルンしながら上がってきたのは32㎝のアメマスさん。ううむ、群れの中のいちばん小さいのが掛かったな(苦笑)
まだまだ大きくなりそうな、青年の面構えです。
よし、次は40㎝オーバーを掛けるぞ、とワクワクしながら投げ続けますが、、、、居るのは見えてるのですが食ってこない。やはり、1匹目のグルングルンで驚かせちゃったのでしょうか?
それでもしつこく投げ続けていたら、案の定、底に引っ掛けてしまってジエンド(悲)
今日はここまで。少し暖かくなってからまた来ようと思います。水棲昆虫のハッチがあれば、もう少し積極的にフライを追ってくれることでしょう。
問題は往復4時間もかかってしまうこと。朝早く出かければ良いのですが、どうにも早起きが苦手な性分でして。。。。
あらら・・羨ましいー未だ川にたってない。
返信削除久しぶりに良い感触でした。もっとも釣り方といったら、キャストというより重りドボーンですけどね。ちなみにロッドは、ずっと以前にビルドしていただいたARTIST/ClassOne 8ft #3です。スムーズなティップアクションで、バットに腰があり多少の大物にも心強い、ブラウンのブランクカラーも美しく良い道具ですね。早くドライで軽快に釣りたいです。
返信削除おお~
返信削除いいの掛けましたね
後で訊きに伺います^-^