梅雨入りして、渇水状態だった川がよみがえった。
・・・のは良いのですが、ちょっと降りすぎ。下流域は濁って釣りにならないし、上流部も本流筋は遡行がキケンな様相です。
こんなとき、とっときの逃げ場所が近所のK沢です。家から車で20分くらい。大物には恵まれませんが、これまでボウズだったことが1度もない、お助け寺的な大切な川です。
この季節、こんな小渓流を釣るとき厄介なのは、クモの巣の存在でしょう。
お分かりになりますでしょうか?まさに鉄壁の守り、フライが水面に落下してくれません。ひどいときには、10m以上伸ばしたラインからリーダーまで、全てクモの巣で空中に保持されてしまうこともww
フライからティペット、リーダーまでネッバネバ、さらにマズイことに、クモの巣ってティペットが切れちゃうんですよね。 なんでも、クモの足場となる糸にはノコギリ状のギザギザがあって、ティペットがこれを横切ると、何の抵抗も無く切れてしまうことがある。
ティペットはやはり、ナイロンよりもフロロのほうがクモの巣には強い感じです。今回もフロロで挑みましたが、それでも2回ほどクモの巣で音も無くスパッと切れちゃいました。
なわけで、釣ってる時間の半分はクモの巣と格闘していた感じです。もっとも、クモの巣があるってことは、先に釣っている人が居ない証拠なので喜ぶべきことなのかも。この季節ですから鱒の活性は最高、水温も14℃と申し分ない条件でした、クモの巣以外は。
この沢のことですからサイズは望めませんが、それでも1ダースほどポコポコ掛けたところで、やっぱり今日も雨が降ってきて納竿。
勝手に「神様の桂」と名づけているポイント。年々、カツラの枝が覆いかぶさってきてますが、サイドキャストでねじ込むと応えてくれました。
これが「神様の桂」。昔からカツラの木があるところには、良い湧水があると言われています。秋になるとまっ黄色に紅葉して、綿菓子のような甘い香りを放ちます。
クモの巣との格闘に、今日はちょっと疲れました。この川は秋までとっておくことにしましょう。
長年の疑問が解決^^。4lbナイロンですが、切れないまでも、ちょっとしたテンションでボチンと切れること多いんですよね。クモの糸の成分か、しごき取った時の摩擦熱での劣化かと思ってましたが、なるほどです~
返信削除クモの巣の足場糸がノコギリ状だというのは、どこかで読んだ記憶からですがソースが見つかりません、どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
返信削除そいうえば、手ノコでアイドル切ろうとしたキチガイが居たけど、チェンソーならまだしも、手ノコで切られるまでじっとしているわけないダロww
良い木です
返信削除このカツラの木の下は必ず反応がある、ありがたい神様の桂です。ところで、先週は土日に行事があって釣りに出かけられず、今週も土曜日はツブれちゃいました、、、あああ、初夏のすばらしい季節が過ぎていきます。。。
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