フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2014年6月15日日曜日

梅雨の晴れ間に

梅雨入りして、渇水状態だった川がよみがえった。

・・・のは良いのですが、ちょっと降りすぎ。下流域は濁って釣りにならないし、上流部も本流筋は遡行がキケンな様相です。

こんなとき、とっときの逃げ場所が近所のK沢です。家から車で20分くらい。大物には恵まれませんが、これまでボウズだったことが1度もない、お助け寺的な大切な川です。

この季節、こんな小渓流を釣るとき厄介なのは、クモの巣の存在でしょう。
お分かりになりますでしょうか?まさに鉄壁の守り、フライが水面に落下してくれません。ひどいときには、10m以上伸ばしたラインからリーダーまで、全てクモの巣で空中に保持されてしまうこともww

フライからティペット、リーダーまでネッバネバ、さらにマズイことに、クモの巣ってティペットが切れちゃうんですよね。 なんでも、クモの足場となる糸にはノコギリ状のギザギザがあって、ティペットがこれを横切ると、何の抵抗も無く切れてしまうことがある。

ティペットはやはり、ナイロンよりもフロロのほうがクモの巣には強い感じです。今回もフロロで挑みましたが、それでも2回ほどクモの巣で音も無くスパッと切れちゃいました。

なわけで、釣ってる時間の半分はクモの巣と格闘していた感じです。もっとも、クモの巣があるってことは、先に釣っている人が居ない証拠なので喜ぶべきことなのかも。この季節ですから鱒の活性は最高、水温も14℃と申し分ない条件でした、クモの巣以外は。
この沢のことですからサイズは望めませんが、それでも1ダースほどポコポコ掛けたところで、やっぱり今日も雨が降ってきて納竿。
勝手に「神様の桂」と名づけているポイント。年々、カツラの枝が覆いかぶさってきてますが、サイドキャストでねじ込むと応えてくれました。
これが「神様の桂」。昔からカツラの木があるところには、良い湧水があると言われています。秋になるとまっ黄色に紅葉して、綿菓子のような甘い香りを放ちます。

クモの巣との格闘に、今日はちょっと疲れました。この川は秋までとっておくことにしましょう。

4 件のコメント:

  1. 長年の疑問が解決^^。4lbナイロンですが、切れないまでも、ちょっとしたテンションでボチンと切れること多いんですよね。クモの糸の成分か、しごき取った時の摩擦熱での劣化かと思ってましたが、なるほどです~

    返信削除
  2. クモの巣の足場糸がノコギリ状だというのは、どこかで読んだ記憶からですがソースが見つかりません、どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
    そいうえば、手ノコでアイドル切ろうとしたキチガイが居たけど、チェンソーならまだしも、手ノコで切られるまでじっとしているわけないダロww

    返信削除
  3. このカツラの木の下は必ず反応がある、ありがたい神様の桂です。ところで、先週は土日に行事があって釣りに出かけられず、今週も土曜日はツブれちゃいました、、、あああ、初夏のすばらしい季節が過ぎていきます。。。

    返信削除