フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2014年8月31日日曜日

夏の終わり

暑い暑いと思っていても、やはり北国の夏は短いものです。急に涼しくなって、気がついたらもう9月ですね。

広島の災害ほどではありませんが、岩手もこのところ雨続きで、川に立つのは2週間ぶり。今日も朝から雨降りで、出かけたのは昼近くになって雨が上がってからでした。

案の定、本流は濁りこそ無いものの 遡行はキケンな水量。迷うこと無く、いつもの「お助け沢」に向かいます。
水温14.8℃、水量やや多しのグッドコンディション。さて第1投、いきなり7寸ヤマメが出ました!極めて活性が高いのは、雨続きで人が入っていなかったからでしょうか。型は大きくありませんが、ポイントごとに反応があります。

10投もしないうちに良い手応えがあって8寸ヤマメ。
をを、すっかり黒く婚姻色がついて秋の様相です。ヤマメも産卵前の荒食いか?とにかく反応が良いです。
どう考えてもヤマメが居そうなポイントから、その通り素直に出てくれました。
8寸とはいえ、もう大人なのでしょう、このクラスはその後5本ほど出ましたが、みな婚姻色がかかっていました。
結局、3時間釣ったところで、またしても雨が降りだして納竿。川が大きくないせいかサイズは出ませんでしたが、これだけ元気にたくさん出てくれれば満足です。
稲と並んで雑穀のコーリャンも収穫が近い。今年の岩手は天候にめぐまれ、農作物は豊作が期待されています。
渓流シーズも残すところあと1ヶ月。あと数回しかチャンスが無いかと思うと、寂しい気持ちになりますね。

と、その前に北海道釣行が控えていました。遡上アメマスとか、本流レインボーとか、然別湖のミヤベイワナとか、いつもの渓流釣りとは別なフライを巻いて準備しなくちゃですね。

それと、北海道といえばヒグマ対策ですが、実際問題、鈴を鳴らす以外にこれといった予防策が無いのが実情。例の熊よけスプレー「カウンターアソールト」もありますけど、いざという時はたして使いものになるものやら?自分でも自信がありません。
今回予定している十勝川水系の戸蔦別川上流には、通称「クマ牧場」なる区間があり、なんでも大型レインボーがウヨウヨ居るらしいのですが、ヒグマもウヨウヨらしく命がけの釣行になりそう。まあ、釣るのは友人といっしょなので、ヒグマが出たら友人を置いてけぼりにして全速力で逃げる、とか?

何の対策にもなっていない、という指摘もある。


そういえばコンビニ寄ったら、納車したばかりのスバル・レヴォーグを発見。わざと隣に自分のレガシィ停めてみたりして(笑)
実は先日スバルに行って試乗してきました。1.6リッター+過給器というおとなしめの普及グレードでしたが、それでもエンジン出力170PS、トルクで25.5kgf·mのスペックがあります。

比較として、5ナンバーサイズ最後の3代目レガシィ(BH)のときの2.5リッターNAが170PS/6,000rpmで同等、トルクが24.3kgf·m/2,800rpmでしたので、1.6リッター+過給器はこれを上回っていることになります。
実際、2.5リッターNAを所有していた自分が試乗してみて、この1.6リッターで十分余裕のある加速が得られ、2.0リッターNAよりも明らかに速く、中間からの延びはむしろ2.5リッターを上回る印象。例の、猛烈パワーの2.0リッター+過給器でなくとも動力性能は十分と感じました。

問題はやはり、5ナンバーと比べ横幅が10センチ増えてしまったこと。立体駐車場で側面を擦ってしまいそうで心配です。それと、乗り心地がビシッとしている、というか正直かなり固い。降りてタイヤを見たら215/50R17の50扁平ときた。コーナリング性能は上がるけど、ちょっとやり過ぎのような気がするのですが、どうでしょう?

とはいえ、レガシィばかり3台乗り継いできた自分としては、気になって仕方がないクルマ。今のBHも相当な年季物だし、釣り道具積んで遠くまで速く行けるのはやっぱりスバルのワゴンですからねぇ。ううむ、何はともあれ、先立つものは金策ですね。。。

2014年8月11日月曜日

今年も行きます!秋の北海道(その1)

各地で台風11号の被害が出ている模様です。もはや、釣りどころではないな。。。

岩手では大きな被害は出ていませんが、四万十川や熊野川といった名流の町が大変な様子です。いつかゆっくり釣り旅を、と夢見ていたあこがれの流れとその町が、どうか幸いであることを祈ります。

これじゃ釣りにも出かけられない、と思っていたら嬉しい封書が届いた。「然別湖特別解禁」の遊漁引換券です。
内地(本州)での鱒釣りとなると、サイズの上限は、イワナで40㎝級、ヤマメで30㎝級というのが一般的なところ。もっとドキドキするような自然育ちの鱒が釣りたければ、海から上ってくるいわゆる遡河性のアメマスやカラフトマス、あるいは本流河川のレインボーを狙って北海道に行くのが近道でしょう。

そりゃあ、お金と時間(と、家族の許し)があれば毎年ニュージーランド行きますけど、なかなかそうもいかない。北海道なら、八戸⇔苫小牧のフェリー使っても1週間で10万円そこそこで済むし、さらに安くしたければ車中泊という作戦もあります。実際、北海道で道の駅に行くと、夏の間ずっと釣り旅している車中泊の釣りフーテンがいっぱい居る。ロクに仕事もしないでまったくダメ人間だな!などと思いつつ、実は内心うらやましい(笑)

もっとも今回は、首尾よく帯広市内に安い宿が見つかったのでこれを根城にして、十勝水系のレインボー、音別・茶路の遡上アメマス、然別湖のミヤベイワナと欲張りな計画を立ててみた。
これまで北海道は、釧路や標津町を根城にアメマスやカラフトマスを狙うことが多かったのですが、レインボー狙いなら十勝のほうが型も良く、川の選択肢も多いことが判明してきた。釣具店「ランカーズ釧路」に寄れないのはちょっと残念。あそこの圧縮陳列ぶりときたらドンキホーテも真っ青、釣り人にとっては宝箱のようなお店ですから。

で、今回の旅のメインイベントが、9月21日からの「然別湖特別解禁・セカンドステージ」というわけです。北海道には一部を除き内地のような漁協がありませんが、然別湖の場合、その環境保全と利用を両立する仕組みとして、NPO法人が然別湖の遊漁管理をしている。釣り人を1日50人の完全予約制とし、バーブレスフック使用義務付けや禁猟区設定といったレギュレーションを設けるなど興味深い取組みをされているので、その成果(釣果?)が期待されるところです。というか、期待してますよ!
「マイページ」で自分の予約状況も確認できる
予約の手続きは、Webサイトでの申込みから引換券が届くまでとてもスムーズでした。事前に問い合わせた際の電話の応対も良く好印象。あとは、サイトにある写真どおり、沈めて引けばミヤベイワナが、ドライで狙えはレインボーが釣れまくる、といった寸法なのですが???

気がつけば、今年の釣りシーズンもあと2ヶ月を切りました。ここは締めくくりとして、型を捕って結果を出したいと思います。乞うご期待!

2014年8月3日日曜日

夏のヤマメ

しばらくぶりの更新です。これでもあれこれ忙しくてね。

釣りはしてたんですよ、例えば、7月19・20・21日と連休だったでしょ。このときは、学生時代からの釣り友達が、そのまた友人を連れて岩手に釣りに来てくれた。喜び勇んで、現地ガイドよろしくご案内さし上げたのだが、、、

釜石の宿に泊まって、地元の美味いもの食って、地酒の「浜千鳥」たらふく飲んで、もちろんヤマメもイワナも釣りまくりで、という予定だったのですが、運の悪いことに集中豪雨にみまわれて沿岸部の川はどこもまっ茶色、釣れる川を求めて3日間、ただただ車で800キロも県内を走ってしまいました。

結局釣れたのは雫石川ぐらい。ショックだったのは和賀川水系の名流KH川がすっかり場荒れしていたこと。これまで林道工事で通行止めだったのが、7月になってようやくゲートが開いたとの情報をゲットし、これナイスタイミングいただきだ!とばかり馳せ参じたのですが、釣り人の情報は恐ろしいもので、たったの2週間ですっかり釣りきられていました。やれやれです。

K氏、Aさん面目ない。懲りずにまた岩手に釣りに来てください。


で、昨日は昼過ぎからようやく近所のH川に出かける。どうも夏バテ気味で朝起きるのがつらい。
いつも朝遅いだろう、という指摘もある。

見ての通り、イージーといえばその通りの流れですが、岸際のギリギリを流すと、意外な良型がヒットすることもある川です。
すぐさま7寸ものがヒット。濃い色をした夏のヤマメです。
やはり岸ギリギリでした。
この区間、とにかく1年物のチビヤマメがウジャウジャ居て厄介なのですが、その後も丁寧に探って8寸ものも2本混じって、午後だけ行った割には楽しめました。
岩手も日中の気温が30度を超える毎日ですが、水温は19℃弱と釣っている間は快適です~♪

7月の連休3日間よりよほど釣れました。豪雨のせいとはいえ、K氏、Aさん、重ね重ね面目ない。。。