フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2016年7月31日日曜日

偏光メガネをあつらえる

メガネ使用者のフライフィッシャーマンなら誰しも、偏光グラスをどうするかにいつも悩まされているものです。自分もこれまであらゆる偏光物を試してきましたが、結局、軽量なマグネット着脱式の偏光メガネをあつらえることにしました。

以前、メガネを作ったときからすっかり気に入っているJiNSのエアフレーム。軽くて顔に負担がかからならいのが良いです。今回作った写真①の着脱式バージョンFront Switch Airframeは、本体だけだとレンズ込みで7,900円(税抜き)とお手頃ですが、別売りの着脱式・偏光フレームは5,000円(税抜き)と少々いたしました。

ちなみに偏光の色はブラウンとグレーがありますが、川で水中を視認するためであればブラウンの一択となります。海で水面の反射から目を守るためであればグレーがオススメ。

この手の着脱式は以前から、写真②のメタルフレームの物を使用していたのですが、レンズがガラスだったこともあって重く、顔や鼻に負担がかかるため使わなくなっていました。

他には、写真③のいわゆるオーバーグラスも試してみましたが、メガネが二重に顔にかかるのは鬱陶しくて不可。

写真④のクリップオンタイプは、状況に応じて使い分けるためにと、ブラウン・アンバー・グレーの3色取り揃えましたが、固定するクリップが視界に入って邪魔くさいのと、付けたカッコウがオヤジくさいのでこれまた不可。

写真⑤の帽子のツバに付けるタイプは、使用感は悪く無いのですが、顔との密着度が保てないため肝心の偏光効果がいまひとつ。よって、これも不可となっていました。

さて、以前のメタルフレームとくらべてどのくらい軽いのか、実際に計ってみました。まずはエアフレーム。
全体で29.5g、本体だけだと22g、偏光フレームだけだと7.5g。


続いてメタルフレーム。
全体で40.5g、本体だけだと29.5g、偏光フレームだけだ11.5g。
以前のメタルとエアフレームは、全重量でたかだか11gの違いですが、実際に掛けてみるとその違いはハッキリと体感できます。

ちなみに、クリップオンタイプの重さは8g。重さとしては十分軽いといえますが、今回、偏光メガネをあつらえた以上、もはや使う予定がありません。どなたか欲しい方さし上げますよ~

さて、偏光メガネというウェポンを手にしたところで、東北地方もようやく梅雨明け。以前、東京からの友人と尋ねた釜石地方の本流も、たぶん水量が落ちてきているはず。これはチャンスとばかりに出かけてきました。
思った通りでした、まさにジャストな水量。先週までは、梅雨の増水で遡行が困難なので人も入っていない。おまけに水温13度の好条件。今日は良い釣りになりそうです。

が、問題なのはヘッポコ釣り師(自分のことです)で、ヤマメのほうは猛烈に活性が上がっていて次から次へとフライに出てくるのに、これが掛からない。なんでこんなに調子が悪いのかなぁと思って考えてみたら、どうやら偏光メガネのおかげでアタックしてくるヤマメが良く見え、というか見えすぎて、普段より合わせがビミョーに早くなっているようなのです。

10本ほど立て続けに取り損なったところで、一旦休憩し気を取り直します。その後は、ヤマメのアタックをよく視認してから合わせるよう心がけ、なんとかそれなりに取ることができました。
ようやく掛けた9寸もの。本流育ちにしては、まだちょっと痩せている感じです。
ここで出なきゃこの川にはサカナ居ないだろ~、といった場所からストレートに出ました。嬉しいですね。

最後は小型ながらハンサムなヤマメを釣って納竿。

暑い1日でしたが、キレイで冷たい水に浸かって快適な釣りを楽しむことができました。ヤマメのアタックは30回以上あったのですが、取れたのはたったの10匹。掛けそこなった中には型の良いヤマメも居たと思いますが、これだけ楽しめたのですからゼイタクは言わないことにしましょう。秋になったらまた来てみたいですね。

3 件のコメント:

  1. お久です。
    近/老眼私も最近キツイです
    近眼が幸いしてか、10cmくらいの至近距離ならどうにかクリアですが、ピント範囲が紙のごとく... 無理な姿勢で目と首がツライ。
    偏光はT社のガラス製クリップオンでしたが、重くて負担。レンズは見えとトレードオフでしょうがないとして、金具がごつ過ぎです。(見えは最高です)
    ここ2.3年はシーザーフィリップていうのに切り替えてます。保持力はさほどじゃないですが、藪漕ぎとかでコレが落ちるくらいなら眼鏡が先に落ちます。
    レンズはプラで、まあそこそこ。目の基本性能が落ちているので、材質の差はさほどじゃないです。
    利点は超軽量なことと、レンズが自分でシェイプできること。自分の眼鏡ピタピタにサイズ詰められるのは快感ですよw(あまりぴったりだと、跳ね上げの時にやりにくい...
    最近T社でもこの金具のモデル出したようです。レンズはタレックスのプラでしょうかね。
    眼鏡自体も度数変えないでプラレンズに切り替えてみましたが、どうもまだなれないです。単品買いの単焦点レンズとエントリーセットのズームレンズくらいの差があって、風景が味気なく感じます><
    キリが無いのでこの辺で では^-^
    クリップオンの、仕事で使いたいので、よかったら下さい~

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  2. いやぁ~お久しぶりです。

    >> ピント範囲が紙のごとく
    それそれ分かります、お互い歳は取りたくないものですな(笑)

    なるほど「シーザーフィリップ」ですか、知りませんでした、これは良さそうですね~
    跳ね上げもできるし、一般的なクリップオンのようなうっとおしいクリップも無い。
    JiNSのそれも、いつか落としてしまう心配があり、しかもモデルチェンジが早いので、
    落としたら最後、ただのメガネになってしまう可能性大です。
    偏光グラスの問題、正直まだ決着が付かない感じです。

    使わなくなったクリップオンはマジで差し上げますので、職場に遊びに来てください。
    あっ、職場だから遊びに来るわけにもいかないですね(苦笑)

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    1. 有り難く頂きます

      良く近所通るので近々連絡致します

      T社シーザーフリップはガラスレンズみたいですね 保持力確認要かな 眼鏡屋でタレックスレンズで誂えることもできるようです

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