フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2017年3月26日日曜日

ようやく初釣行 寒い日はアルコールストーブで

 
今シーズンも、近所の湧き水の小河川で初釣行となりました。


いつもの年なら沢沿いはまだ雪景色のはずですが、今年はまったく雪がありません。水量も既に落ち着いていて、連休開けの水不足が今から心配されます。

とはいえ水温たったの4℃、ハッチのひとつも無いので、例によってビーズヘッドのフェザントテールで落ち込みを探っていきます。ほどなく、、、
 手のひらサイズのヤマメさん。この春の2年生ですね。小さくともやはり嬉しい初ヤマメ、今年もよろしくお願いします!夏になる頃にはもっと大きくなって、また出てきてくださいね。

低水温にもかかわらず意外と反応は良く、同サイズをポツポツと5本掛けましたが、昼時間になったところで冷たい風が強くなってきました。いさぎよく撤収です。

お昼には温かいものが欲しくなる季節。今回また新たなアルコールストーブを投入しました。川を眺めながら、これでカップ麺とコーヒーを楽しむことができます。

ちなみに、昨シーズン投入したイワタニのジュニアコンパクトバーナーですが、やはりガスカートリッジが性に合わず、とっくに人にあげてしまいました(苦笑)ガソリンも着火が面倒だし、ソロのときはアルコールストーブがいちばん好きですね。

「五徳付アルコール ストーブ バーナー ステンレス製 A17」というシロモノ。長ったらしいので「A17」としますね。中国製とおぼしきステンレス製、トランギアよりも火力が優れているとの評価です。

アルコールストーブの炎は青白くて日中は見えづらいものですが、とりわけA17は炎が見えにくい。これでも中央の口とサイドのホールから思いっきり炎が出ているのですが。容器内のアルコールが沸騰しているのが見えますね。


A17のナイスなところは、本体の中にちょうど125mLのナルゲンボトルが収まって、そのまま付属の袋にも収まること。すばらしくコンパクトでスッキリします。

火力ですが、たしかにいつものトランギアよりも早くお湯が沸いた感じです。確認のため、帰宅してから比較の燃焼試験をしてみました。

■A17vsトランギア湯沸かし勝負
沸かす水:500cc、水温16℃、アルミ製ヤカン使用
ケンエー燃料用アルコール各40ccで点火、残った燃料を測定
大きな泡がヤカンの口から見えたところで沸騰したとみなす
■結果
A17:約8分(消費燃料28cc)
トランギア:約9分半(消費燃料21cc)

感覚的にも分かりましたが、実験結果からもA17が速いことが確認できました。特に、中の燃料が沸騰しサイドの穴から炎が出始めると、シューシューという音とともに怒涛の火力が発生。しかしその分燃料消費が激しく、同じ500ccのお湯を沸かすのに25%も燃料を多く消費する結果に。。。

ううむ、火力を取るか、燃費を取るか悩ましいところ。逆に言えば、怒涛の火力こそ無いものの、トランギアのバランスの良さや、セットになった風防の熱効率が光る結果ともいえます。アルコールストーブは構造も簡単で自作するのも楽しそう。この分野、今後もさらに掘り下げてみたいと思います。

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