フライフィッシング時々アウトドアのち道具ヲタクところによって激辛B級グルメもあるでしょう

2014年3月30日日曜日

雪が溶けると

雪が溶けると、隠れていたいろんなものが出てくる。
いちばん多いのは冷凍保存されていたイヌの糞、写真掲載は割愛します(^^;

自宅の庭からはこんな懐かしいものが出てきた。樹脂製の白いブーメランである。
もちろん自分が買ったものじゃなくて、近所のガキっちょが遊んでたものでしょう。この色じゃあ、雪の中に落ちたら見つからなくなりますね。

懐かしいってなんのことか分からないと思うが、自分が小学生の頃の特撮モノで「怪獣王子」というのがあって、怪獣に育てられたという主人公の武器がブーメランだったんですよね。
で、小学校でブーメランが猛烈に流行って、学校の帰りは必ず広場や稲刈りが終わった田んぼで、暗くなるまでブーメラン投げて遊んでた。イメージ通りに手元に戻ってこなくてしょっちゅう失くしてました。ゲーム機なんてあるわけない時代のお話です。

今でもこんなの売ってるんですね~、そして、これで遊んでいる子どもたちがいることに嬉しい気持ちになりましたよ。たまには童心に帰って広場で遊んでこようかな。

いつも童心に帰っているだろう、という指摘もある。


雪が消えたらさっそくやりたいことがある。車のタイヤ交換である。

粉塵防止対策でスパイクタイヤが禁止になり、スタッドレスが常識になってから何年経つのでしょうか?自分はスパイク禁止になる以前からスタッドレスだったのですが別に好きなわけじゃなく、スタッドレスタイヤのゴムといったら消しゴムみたいにヤワで、熱くなったアスファルト路面だとまったくグリップしないのでかえってキケンです。

試しに、前輪だけ夏タイヤ、後輪だけ(廃棄する予定の)スタッドレスにして、誰もいない駐車場で遊んでみるといいです。そりゃもう、テールが滑る滑るのドリフト野郎になれますよ。ただし、周りから怒られても当方は一切関知しませんのでそのつもりで(笑)

空気圧もバッチリ調整してひと安心。これで気兼ねなく遠出ができます。
岩手の内陸河川は雪解けの増水だし、来週は春の早い沿岸部まで釣り場を探りに行こうかな?

2014年3月29日土曜日

スバル・レヴォーグねぇ、、、

急に暖かくなりました。性懲りもなくダム湖に急ぐ。
が、一気に雪解けが進み川はどこも大増水。ダム湖も水位が上がって立ち込むことすら出来ない。

代わりに渓をニンフで攻めますが、渓魚たちはまだ目覚めていない様子で、、、それに雪解け水で遡行もキビシい状況、景色はイイんですけどね。
釣りはまた来週に持ち越しです。そろそろまともな釣りがしたいです。


時間が空いたので、近所のスバルに寄ってきた。
国産車でフライ釣り師の御用達といったらレガシーがまず筆頭でしょう。自分はレガシーばかり3台乗り継いでいますが、いまだに5ナンバー最後のBHレガシーでして、もう10年前の車です。

というのも、現行のレガシーは際限なく肥大化していて、あれじゃ立体駐車場入らないし、欧米仕様だかなんだかとにかくムダにでかい。かといってインプレッサじゃ荷物積めないし、次はスバル車は無いかなぁ、と思っていたらレヴォーグ登場である。次期戦闘機の候補として気にはなっていたのだ。

確かに、BHレガシーの進化版がレヴォーグであることは分かりました。荷室も広く、9ftのフライロッドをつないだまま移動できるし(←これ、けっこう重要)、使い勝手は上々と思われます。しかも2.0L版ときたら、過給器付きでネット300馬力、トルクも40.8㎏・mとすさまじい動力性能(^^;

ただし、残念なことに、、、
1)全幅が1780㎜もあり、これじゃあ現行の肥大化したレガシーと変わらんでしょ。
2)パーキングブレーキが電子式(赤矢印)、フット式よりはマシかもしれんが、これでどうやってサイドターンをやれ、と。

えっ?サイドターンなぞやらん、とな。それは甘い!凍結路面でアンダー出たとき、サイドターンでどれだけ命拾いしてきたと思ってるの。別にジムカーナ出るわけじゃないですけど、いざ、というときの危険回避のテクニックとして必須ですよお客さん!じゃなかったスバルさん!!

まあ、時代は自動運転とやらに向かってるらしいので、ドラテクなんぞ時代遅れもなのかもしれません。
それにいまどき、どのメーカー探しても5ナンバーサイズの快速ワゴンなんて作ってない。売ってないものは欲しくても買えないわけで、これからも今のレガシーを大切にするしかないなぁ、そう思ったのでした。

2014年3月23日日曜日

高田純次のチンケな自伝 適当男が真面目に語った

もし、企業の採用面接で「尊敬する人物は?」と問われて、「タレントの高田純次さんです!」と勇んで答えたら、面接で落ちるだろうか?


一気に読みました。「適当」とは、ものごとを楽天的に捉えること、そう理解しました。

かの伝説の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』での清川虹子宝石事件にせよ、「おふざけが過ぎる!」と嫌う人もいるけど、いつも笑いと取りに来るのはそれが仕事だからでしょう。そしてその実は、常に前向きで、情に厚い男の姿が見え隠れします。
この本は、その実のところを正直に語ったマジメな自伝です。

・・・何かで大成功してもいつか失敗してしまうこともあるし、今がどん底だとしたら後は這い上がるだけ。生きていれば、うまくいかないことは頻繁に起こりうる。そこで一喜一憂せずに、そのこと自体を吉兆として捉える。

勇気がもらえる本です。もちろんオススメ!

2014年3月22日土曜日

ようやく1匹

近所のダム湖が解氷したとの知らせに、さっそく行ってきましたよ。が、、、
真っ白のカチコチじゃないスか(^^;

かろうじて、流れ込みだけ解氷してました。スイッチロッドを振り回し小一時間ほどガンバりましたが、吹雪に見舞われてあえなく撤退。こんな荒天にも関わらず釣りキチはいるもので、もう一人の方はしばらく粘ってましたが、釣れたでしょうか?

車の中でお湯を沸かし、カップ麺やコーヒーでくつろぎながら天候の回復を待ちますが、風は強くなる一方。
とはいえ、先週に引き続き今週もボウズは納得できないので、支流のK沢に転戦を決定。型は期待薄ですが、まさか釣れないことはあるまい。

期待どおり入ってすぐ釣れました。型も予想したとおりの小物です(苦笑)
ここで出なければサカナは居ないだろう、と思える典型的なスポットから、黒ニンフのルースニングで素直に出ました。

ダム湖の攻略はまた来週に持ち越しです。ともあれ今シーズンが始まりました(嬉)

2014年3月16日日曜日

SONY VAIO Pro 11 購入 「VAIOの墓」に思いを馳せる、、、

3月も半ばだというのに記録的な大雪が降っていて外出できない。で、デジモノの話題である。

SONYがパソコン事業から撤退するというので、記念といってはなんだがこれで最後かもしれないと、VAIO Pro 11 をソニースタイルから購入した。

ハッキリ言わせてもらおう。VAIO Pro 11 はモバイル機としてPC史上最高の傑作、というか、SONY最終最後の渾身の力作である。

カーボン素材の筐体は重さわずか770gしかなく、それでいてバッテリー駆動時間もカタログ値で10時間を確保、キーボードの感触や大型のタッチパッドなど操作性も申し分なく、筐体の薄さは閉じた状態でたったの1.7センチである。

巷では評判のよろしくないWindows8であるが、私はそんなに悪い子だとは思わない。起動時に様々なパーソナルデータが表示されるのはむしろありがたい仕様であるし、デスクトップを表示したければキーボードで切り替えれば良い。動作の安定性や起動の速さは申し分なく、Officeの動作すら速く感じられるほどだ。これを批判する人たちは「慣れ」や「変化」を最初から拒否しているにすぎない。OSは慣れです。肝心なのはアプリケーションが安定して早く走ること。

こちらにも記事があるが、それにしてもSONYの撤退は残念としか言い様がない。なにしろ自分のモバイル機はいまだにVAIO P なのだ。世の中みんなタブレット一色だがちょっと違う、あれはものを書いたり情報を生成する人のための道具ではない。いつでもどこでも快適に使えるキーボード、これがVAIO P の基本コンセプトだろう。大昔に愛用していたNECのDOS版モバイルギア MC-MK32 と相通じるものがある(古すぎる話でスイマセン)
VAIO P のような個性的でとんがった変態PC、SONY以外に作りっこ無いですから。

SONYのPC組立て工場のある長野県安曇野は「VAIOの里」と称されていたそうだが、今はさながら「VAIOの墓」といったところだろうか(失礼!)。身売りに伴う大幅なリストラと配置換えで、開発技術者たちは失意と悲しみの中にあるに違いない。

とはいえ、身売り先でどんなPC事業が展開されるのかは今後のことになる。いまさら、低コスト路線を追求しても海外メーカーに勝てるわけもなく、やはり個性ある製品づくりに活路を見出していくに違いないと、「プロジェクトX」ばりの逆転のドラマを期待しましょう。


※今日昼頃の自宅前の様子、夕方になってようやく雪が止みました。これでまた春が遠のきましたね。それと、着雪で木々が折れたりしていないかと心配デス。。。


2014年3月15日土曜日

まあ、まだ寒いですから

ちっとも暖かくならない春である。ともあれ、川に出かけてみることにした。

近所のT川は、水源が湧水で流れが南向きなので、春先はいつもお世話になる川である。
案の定、辺り一面真っ白の冬景色で気温3℃。いっぽう水温を測ってみると5℃近くあるので、湧水の威力は発揮されていますが、それでも条件としてはキビシイです。

1時間ほどニンフでガンバってみましたが、天気が落ちてきておまけに吹雪いてきたので撤退(弱)
まあ、シーズンはこれからですよ、ゆっくりいきましょう。

サカナの写真が無いので、その代わり、ニンフの釣りにナイスなオモリをご紹介しましょう。「磯研」のコア・シンカーです。
スリットの入った真鍮製のオモリに、ゴム系樹脂のヨージを挿してティペットに留める製品です。Bから0.8号まで7種類のサイズがあり、キザミの数で重さがわかるようになっています。真鍮製なので、もし引っかかってロストしても鉛フリーというメリットもあります(細かいですが)

フライフィッシングでは、状況に応じてドライとニンフを付け替えるケースがよくあります。あるいは、水深や流速によってオモリを調節する必要がありますが、これだと付け外しの面倒も無く、ガン玉のようにキャスト中に外れることもありません。そのうえ、ゴム系樹脂のヨージは弾力性があり、ティペットを痛めることも無い優れ物です。

取り付ける場合の注意点としては、ティペットからフライラインの方向にヨージを刺すことです。逆にすると、キャスト中にヨージが緩む可能性があります。

とまあ、道具だけは準備万端なので、あとは釣れれば良いのですが(苦笑)

2014年3月9日日曜日

OLYMPUS STYLUS 1 投入(その2) 接写のことは拙者に任せろ!

タイトルが寒いという意見もある。

前回の続き)SONY RX100最大の弱点は、接写に弱いことです。接写ができるのは広角端だけで、ちょっとズームするだけでまったく寄れなくなる。
広角マクロは、1)被写体との距離が近づきすぎる 2)パースが付きすぎて形がデフォルメされて写る といった問題があります。マクロレンズの目的は被写体の忠実な描写ですから、普通は中望遠か、もしくは標準レンズの焦点距離が用いられますよね。

で、STYLUS 1がどの程度接写に使えるか、さっそく簡単な比較テストをやってみた。被写体は100均のカッティングシート(笑)

各焦点距離(ライカ判換算)で最も寄れるところで撮影、そのときのワーキングディスタンス(レンズ先端からの距離)、及び写る範囲を実測してみた。結果はご覧のとおり。

小さな画像しか貼らなかったので、要点をいいますと、

■SONY RX-100
マクロモードは無く広角端で4センチまで寄れる、このときの撮影範囲は8.0☓5.3㎝で名刺大いっぱい程度。ところが、わずかにズームしただけでまったく寄れなくなり、A4サイズを写すのが精一杯となる。特筆すべきは歪曲収差の小さいことで、これは電子的に補正された結果ではありますが、得られる結果として良好と言えるでしょう。

■OLYMPUS XZ-2
マクロモードで最大3.4☓2.5㎝、これはライカ判で言うところの等倍マクロに相当する十分な性能。しか~し、この歪曲収差もろ出しはいかがなものか?オリンパスってソフト弱過ぎだろう。あと、このときのレンズ先端から被写体までの距離はわずか1㎝なので、カメラや自分の影が映り込むこと必定。バイスに留めたフライの撮影には使えるか?ただし、マクロモード以外でも接写能力は高く、ズーム2倍(56㎜相当)のときの撮影距離7㎝は使い勝手が良い。

■OLYMPUS STYLUS 1
マクロモードの焦点距離は42㎜相当で被写体との距離は4㎝、歪みも少なく実用的である。撮影倍率もカゲロウやトビケラを撮るには十分、ユスリカには倍率が足りないな(そりゃそうだろう)。マクロモード以外ではズームしても倍率が一定なのが特徴で、望遠マクロ的に使える。


STYLUS 1まずまずの接写能力あり、と分かったところで屋外でテスト撮影。ワンパターンながら前回も行ったフクジュソウのところへ。だって、辺りはまだ真っ白の冬景色で、他に撮るものも無いしww 可動式液晶モニターでローアングル撮影も快適である。
3月だというのに、昨日は吹雪の荒天でしたが、けなげに咲いていました。6分咲きといったところ。
いつもなら蜜を求めて来るはずのミツバチが1頭も見当たりません。今年はやはり、春が遅れている様子です。

そろそろ寒さも緩んでくるはずなので、来週こそは川に立ちたいですね。

2014年3月8日土曜日

OLYMPUS STYLUS 1 投入! EVFは老眼の味方なのだ

年末に安くなったXZ-2を買ったばかりだというのに、なんでまたデジカメ買ってるんだオレ。。。orz いや、これには正当な理由があるんですよ、それも悲しい理由が。


それは、認めたくないが「老眼」だ。近くのものにピントが合わなくなったのだ。
老眼なんてずっと先のことだと思っていたのに、そいつは突然やってきた。最初に気がついたのは、フライのアイにティペットが通らなかったとき。次いで、フライを巻いていて手元がボヤけて見づらい。さらに、首からぶら下げたデジカメの液晶まで見づらくなった。

すぐさま対策を打つことにした(^^;すなわち、EVF式(電子ビューファインダー)を備えたデジカメの投入である。
機種選定の条件として、釣り用なので接写に強いこと、望遠があれば鱒のライズも撮れるかも?あと、ある程度の画質レベルはクリアしていること。画質重視なら以前、一眼レフを使用したこともありましたが、片手撮りができないのと、川を歩くには重くかさばるので不可としました。

EVFといえばかつて、OLYMPUS C2100UZとかE100RSなんぞ使っていた頃のEVFは反応が遅いうえ、画面も荒くピントの確認も困難でしたが、STYLUS 1のそれは同社のミラーレス機E-M5と同じ優れもので、視度調節の範囲が広く老眼世代にうってつけ。これでピントぴったし、安心して撮影が楽しめます。


独立したボタンや大型のダイヤルで操作性も優秀です。同社が「スーパーコンパネ」と称する、設定が一覧表示されるインターフェースもナイス。

昨シーズンは釣りの記録にSONY RX100を愛用してましたが、画質には満足できたものの接写能力が足りずXZ-2を買った次第。このときは自分の老眼をてっきり忘れていました(笑)
まあ、XZ-2はイメージャーがSTYLUS 1とほぼ同等なので、サブ機として使用することにしましょう(汗)

で、接写能力がどのくらいあるのか?テストしてみることにしました。結果は次回のお楽しみ。

2014年3月2日日曜日

春まだ浅く

友人が手作りプラグ(ルアー)で出展していたので挨拶してきた。
出展2日目ということもあり、また1月に「ハンドクラフト展in秋葉原」で売り尽くしてきたそうで、ほとんど何も残っていませんでした(^^;
しかし、目に留まったのはイワナのプラグ。
見事なものですねぇ、これはまさしく芸術ですよ。曰く、ホンモノのイワナと同じ斑点の表し方、つまり、茶色の体色がヌケている部分が白く見えるという方法で塗装しているとの由。よくある、後から白点を描き足したものとの差は歴然です。
趣味でやってるからこれだけのクォリティが出せるわけで、商売で量産したらムリでしょう。こんなプラグ、自分だったらもったいなくて使えないですね。対岸の枝に引っかかったら、泳いで取りに行かなくてはなりません(笑)

出かけたついでに、近くのヤマメの川を見てきた。
ウウ寒い、雪だらけじゃんww
若い頃は、3月1日といえばお祭りのように必ず渓に立っていたこと、そして必ずカゼをひいていたことを思い出す。まあ、まだシーズンは始まったばかりですから。

それでも、日当たりの良い斜面にフクジュソウの群落を発見。
まだツボミの状態でした。やはり今年は春が少し遅れている感じです。

2014年3月1日土曜日

盛岡「はとば釣具」閉店。。。43年間ありがとうございました

2014年シーズン早々、釣り業界を震撼させる事態が勃発した!(というほどでもないか、、、)

悲しいことに、開業43年を数える盛岡の老舗釣具店「はとば釣具」が、この3月いっぱいをもって閉店することになりました。想えば、30年以上前にフライフィッシングを始めたあの頃、物も情報も枯渇していた時代にあって、フライ用具といえばこの店だけが頼りでした。

「はとば釣具」といえば、かのディスカウントストア「ドンキホーテ」も真っ青の、元祖「圧縮陳列」ぶりで知られるところ。
まあ、地方の釣具店に行けばよくある光景ではあります(^^;

43年間、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

閉店セールは3月いっぱいです。フライ用品が7割引きですよ!7割引き!!お客さん早い者勝ち、お早めにご来店ください。自分も再度、残り物をあさりに行く予定です(^^;狙い目はアンプカの完成フライでしょうか?あと、マスタッドのフックがかなりあります、94833とかどうします?

さて、釣具店の閉店がブログ最初の話題になってしまいましたが、これからも釣り仲間との楽しいときが続くことを願い、このブログを始めることにいたしました。ごゆるり~と、お付き合いよろしくお願いいたします。